創業融資といえば、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」がもっとも一般的だと思います。

これから起業する人にとって、起業したての信用がない会社でも融資を受けることが
できるというのは、とてもありがたい制度です。

ただ、この「新創業融資制度」には自己資金という要件があり、それが起業家の方にとって
ネックになっていることもあると思います。

この自己資金要件は、以前よりも確かに緩和されました。

改正前は総事業費用の３分の１の自己資金が必要でしたが、改正後はこれが１０分の１となり
だいぶハードルが下がっています。

実は、この「新創業融資制度」とは別に、創業時に融資を受けることのできる制度が
できたのです。

「中小企業経営力強化資金」というものです。

この制度、「新創業融資制度」よりもメリットが大きいのです。

何と自己資金の要件がないのです。

とはいっても、自己資金がなくても融資が下りるというわけではありません。
申込の要件として、自己資金の要件がないと考えてください。

自己資金が仮に少し足りない場合でも、事業計画書と面談次第でチャンスがあるとも
言えます。

ただ、この「中小企業経営力強化資金」制度を活用するためには、財務局・経済産業局から
認定を受けた支援機関のサポートを必ず受けないといけないことになっています。

弊所も認定支援機関となっておりますので、ぜひご相談下さい。