顧問税理士をお探しなら │ 千葉県千葉市の藤井泰之税理士事務所に相談

顧問税理士をお探しなら │ 千葉県千葉市の藤井泰之税理士事務所に相談

【対応地域】東京都23区、千葉県千葉市/松戸市/市川市/船橋市/浦安市、神奈川県横浜市/川崎市

043-400-2894

電話受付時間 : 平日9:00~18:00 休業日:土日祝

メールは24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

「儲ける」と「儲かる」の違いとは?

「儲ける」と「儲かる」、たった1文字の違いですが、経営的に見ると
大きな違いがあります。

「儲ける」とは、ビジネスを通して利益を上げることです。
積極的に仕掛けて売上を上げることです。

会社は儲けなければ継続していけませんので、「儲ける」は
必要なことです。

しかし、「儲ける」というのはその都度アクションを起こすことであるため、
最初はいいですが、息切れしてしまう可能性も高いのではないでしょうか?

例えば、ベンチャー企業などで一発大きく当たった会社でも、知らないうちに
消えていたりすることがあると思います。

いかに「儲ける」を継続していくことが難しいということだと思います。

一方、「儲かる」はどうでしょうか?

「儲かる」というのは、その都度「儲ける」という状態から、自然と「儲かる」、
結果として「儲かる」、自動的に「儲かる」という状態をつくっていくことです。

そのための仕組みづくりをすること、これが「儲かる」ということです。

ネットでこんな言葉を見つけました。

「儲けるは欲、儲かるは道」

この言葉の意味するところは、「利己」と「利他」の違いかもしれません。

いかに自分達が儲けられるかを第一に考え、ビジネスをし、利益を出していこう
というのが利己であり、「儲ける」ではないでしょうか。

欲があることは決して悪いことではありません。
特に起業時点での強いパワーの源は欲であることが多いと思います。

ただ、会社や事業を長く続けていこうと考えると、欲だけで長続きさせることは
難しいと言えます。

それに対して、「儲かる」というのは、自分たちのことよりも相手の役に立つ
ことをしよう、困っていることを解決してあげようという気持ちでビジネスを
することです。

その結果、お客様から喜ばれ、利他の結果として「儲かる」というわけです。

「儲」という感じは、「信」と「者」に分けることができます。
信者=ファンを創ることが、「儲かる」につながるということだと思います。

そして、道を追求していくために「理念」が大切なのだと考えています。

二宮尊徳の言葉にこういうものがあります。

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」

個人的に非常に本質をついた言葉と感じました。

経営とは実務なので、戦略がなければやっていけません。

一方で、経営は理念が無ければ、犯罪まで犯すようになるので、経営をする
資格がないということです。

つまり、理念や哲学がない経済活動は、利益を出すためなら何をしてもいいという
考え方を生んでしまう危険があるのです。

世の中で頻繁に起こる企業の不祥事は、正にこういうことが原因だと思います。

長く会社を存続していくためには、「信用」「信頼」が不可欠です。
それを長く維持するためにも、「理念」は欠かせないのではないでしょうか。

「儲かる」会社になるために、「理念」という会社の土台を固めていきましょう。

私たちは、理念を大切にする会社様を、顧問税理士として応援させていただきたいと考えております。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にご連絡下さい。
Return Top