売上に直結しない「無駄な業務」をしていませんか?
人件費のバランスを見る指標に「労働分配率」というものがあります。
労働分配率(%)= 人件費/粗利×100で計算することができます。
そして、この労働分配率を把握した後は、目標となる労働分配率を決めます。
次に、目標の労働分配率を達成するための具体的な方法を考えていく必要があります。
何をする必要があるのでしょうか。
一言でいえば、「生産性を上げる」ということになります。
そして、生産性を上げるための有効な方法の一つが、
「売上に直結しない業務を削減する」ということです。
例えば、こんなことはありませんか?
「その書類作成は本当に必要なものですか?」
「その申請手続きはもっと簡単にできませんか?」
「その毎週やっている会議は本当に意味があるものになっていますか?
何となく習慣になっていて、特に意見がでるわけでもなく、資料の読み合わせに
なっていたりしませんか?」
会議をすることが無駄なのではなく、「意味のない会議」になっていないか
どうかを見極めることが大切だと思います。
他にも、「適材適所の人材配置」や「営業エリアの再編」、「業務プロセスの改善」
など生産性を上げるためにできることがあります。
そして、社員一人一人の時間の使い方を見える化することも効果的です。
自分の時間の使い方を改めて振り返ることで、時間への意識が生まれてきます。
そして、空いている時間が減ることで、生産性の向上にもつながります。