自己資金の目安
新たに事業を始めようとするとき、「自己資金がどれぐらいあればいいのか」ということが
心配になる人が多いのではないでしょうか。
日本政策金融公庫総合研究所の2013年度「新規開業実態調査」のデータによると、
創業資金総額に占める自己資金の割合は27%となっています。
自己資金以外では、金融機関等からの借入が61%、親族からの借入金が6%、
その他が6%となっています。
その他とは、知人からの出資などです。
また、この調査によると、事業が軌道に乗り黒字化するまでに6か月以上かかるという
結果も出ています。
借入金に依存した資金計画で創業した場合、毎月の返済額は大きくなり、思ったように
上がらない売上と予想外の出費で資金繰りが苦しくなる場合があります。
自己資金と借入金のバランスを考え、ゆとりを持った資金計画を立てることが
大切になってきます。