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カネ儲けのための会計とは?

「決算書を会社の経営に活用しましょう」・・・!?

一度はこのセリフを耳にしたことがあるかもしれません。

もしかしたら、決算書や簿記の本を買って勉強してみようと
思ったことがあるかもしれません。

もちろん、経営者として決算書を読めるに越したことはありません。
書かれている言葉の意味はわかっていた方がよいでしょう。

ですが・・・

考えてみて下さい。

求めているのは、どんな情報でしょうか?
どんなことに使える情報でしょうか?

もし社長として知りたい情報が、

「この先の経営をどうするか?」
「どうしたらもっと儲かるのか?」

ということであれば、決算書はその答えを教えてくれないどころか、
儲けの発想を邪魔しかねません。

少し驚かれましたか・・・

なぜなら、決算書は【カネ儲け】のための書類ではなく、【カネ勘定】
のための書類だからです。

そもそも決算書の本来の目的は「外部報告」のために作成する書類です。

具体的には次の3つです。

1.税務申告(税金を計算するため)
2.銀行への報告
3.株主、投資家への報告

このように、「外部報告」が目的である決算書を、そのまま経営に活用
しようとすること自体、無理があるのです。

売上高や経費を集計する、これは【カネ勘定】の話です。

一方、売上を上げる、経費を削減する、これは【カネ儲け】の話なのです。

つまり、【カネ儲け】と【カネ勘定】をごっちゃにして考えてしまっている
ので、的外れになってしまうのです。

実際に、税理士や銀行マンと話していて、しっくりこなかった経験がある
経営者はとても多いのではないでしょうか?

実は、多くの会計人が間違った思い込みを持ってアドバイスをしています。

私自身も以前はこの思い込みを持っていました。

多くの会計人が書いた本にはこのように書かれているものが多くみられます。

「利益を出すには、次の3つの方法しかありません。

 1.売上を増やす、
 2.粗利率を上げる、
 3.固定費を削減する。」

果たして、本当にそうでしょうか?

この考え方が間違った思い込みを創りだし、儲けの発想を邪魔しているのです。

正しくは、「売上を増やせば、粗利率を上げれば、固定費を削減すれば、利益が
増える【場合もある】」なのです。

ここで一つ、具体例を挙げてみましょう。

今、飲食店で大人気のお店と言えば、
「俺のイタリアン、フレンチなど」で有名なの俺のシリーズがあります。

飲食業界では一般的に原価率を30%以内に収めないと利益が出ないと言われているのです。

それに対して、俺のイタリアンなどは、原価率を60%以上は使っています。

むしろ、原価をじゃぶじゃぶ使えとまで言っています。

私も行ったことがありますが、この料理とボリュームでこんな安い値段で食べれるのかと
とても驚きました。

それでも店は儲かり、次々に新規出店、新業態への進出を行っています。

先ほどの3つの常識とは、真逆のことを行っていますよね。
原価率が高いということは、言い換えれば粗利率を下げることになるからです。

でもとっても儲かっているんです。
それは、なぜ可能なのか?

「儲けるための会計」がその答えを教えてくれます。

社長が本当に知りたい情報は、この「儲けるための会計」の考え方の中にあります。

これがわかると一気に数字に強い社長になることができます。

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